引っ越し先を求めて不動産屋に行くと、内見しますかと聞かれますよね。
多くの人は案内されるがまま、部屋まで足を運ぶと思います。
しかし、いざ部屋までたどり着くと、いったい何を見たらいいのか分からないものです。
あとで後悔しないために、部屋の何をチェックしたらいいのか教えします。
あらかじめ家具の寸法を測っておく
現在住んでいる部屋から持っていく家具の寸法は、先に測っておきましょう。
内見に行ってから、思ったより玄関や廊下が狭くて、実際に家具が運べるかどうか不安になることがありますからね。
家具の大きささえ分かっていれば、その場で答えをだすことができます。
また、ブーツなど、一番背の高い靴の高さも測ってメモしておくといいかもしれません。
下駄箱の一段あたりの高さが低くて、靴が入りきらないということも、たまにあるからです。
内見に臨む際に必要な持ち物は、まずはメジャーや懐中電灯、それから床が傾いていないか調べるためにビー玉かピンポン玉、埃が気になる人はスリッパといったところでしょうか。
不動産屋の方で用意してくれるとは思いますが、心配なら自分で持っていくといいでしょう。
郵便受け
着いたらまずは、部屋に入る前に郵便受けを見てみましょう。
口が大きすぎて、手で中のものを取り出せてしまうところは意外と多いです。
実験する際は、中に虫の死骸などがないかよく見てから行ってください。
防音性の確認
やはり多くの人が気にするのが防音性。
一般的に鉄骨や木造よりも、鉄筋コンクリートの方が防音性は高いと言われています。
ですが、壁の厚さなんて物件ごとに違いますから、実際に確かめてみないとなんとも言えません。
壁に耳を当てて、部屋の外の音が聞こえないかどうかチェックしましょう。
不動産屋さんに見られるのは恥ずかしい行動かもしれませんが、長く住むことになるのですから、恥を捨てて勇気をもって実行してください。
湿気が多くないか
壁の次は、窓の周りの壁紙をチェックしましょう。
浮いていたり、カビが生えていたりしませんか?
変色しているか、もしくは塗りなおされた跡がありませんか?
どれかひとつでも当てはまれば、湿気が多い部屋の可能性が高いと思われます。
コンセントの位置
内見したときに、実際に引っ越して来たら家具をどう配置するか想定すると思います。
配置を考える上で、コンセントの位置や数は重要ですので必ずチェックしましょう。
コンセントの数は多くても、テレビやLANケーブルが繋げる場所は限られているので注意が必要です。
エアコンの年式
電気代を気にする人は、備え付けのエアコンの年式を見てください。
古い方が電気代が高くなりがちです。
目安としては、2010年以降であれば大丈夫です。
それ以前のものだと電気代が割高になるかもしれません。
まとめ
紹介したように何を確認すればいいのかはっきりさせておくと、ただ漠然と部屋を見るよりも断然有意義ですよね。
チェック項目をもう一度まとめておきます。
- 家具の寸法と靴の高さをメモしてから内見に行く
- 郵便受けの中身を外から取り出せないか
- 壁に耳を当ててみる
- 窓の周りの壁紙で湿気を確認
- テレビやネットのルーター込みで家具の配置を想定
- エアコンは古くないか
こんなところでしょうか。
こうやって見るポイントを箇条書きで押さえておけば、内見に行っても困らずに済みますね。
しかし、なかなか理想の部屋というのは見つからないものです。
もちろんすべてクリアできれば、それに越したことはありません。
自分の中で何が大事なことか、優先順位を決めて内見に臨むとスムーズに部屋が決められるかもしれませんね。
上記はあくまで一例ですので、自分なりのチェックリストを作ってみてはいかがでしょうか。